【一般質問】図書館機能再構築② 駅前に知の拠点となる基幹図書館を
- 9 時間前
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地域図書館については従来の姿を復元するのではなく、学びや交流、居場所機能を備えた地域拠点として再構築すべきという考えをご紹介しました。
では逆に、図書館でしかできないことは誰が担うのか。
これが今回の後半のテーマです。
基幹図書館はもっと重要になる
地域に居場所機能を持たせるのであれば、基幹図書館はこれまで以上に専門性を高める必要があると考えています。
資料収集、レファレンス、郷土資料、障害者サービス、専門司書によるサービスなどは、図書館だからこそ担うことのできる重要な機能です。
地域の役割を整理するほど、基幹図書館の役割はより重要になります。
地域に居場所機能を持たせるのであれば、基幹図書館はこれまで以上に専門性を高める必要があると考えています。
資料収集、レファレンス、郷土資料、障害者サービス、専門司書によるサービスなどは、図書館だからこそ担うことのできる重要な機能です。
今回の一般質問でも、こうした図書館としての基本的かつ重要な機能について、市としてどのように認識しているのかを確認しました。その上で、地域の役割を整理するほど、基幹図書館の役割はより重要になるという点については、市も同様の認識を持っていることが示されました。
だからこそ私は、現在の中央図書館とされている、駅前図書館には専門性を備えた基幹図書館機能を整備し、図書館を核としたまちづくりを進めるべきではないかと提案しました。

荒尾市立図書館を訪ねた理由
そんなことを考えていた時に出会ったのが、
『奇跡のプロジェクト 図書館が街を変えた! 新生・荒尾市立図書館の挑戦』
という一冊の本でした。
「本当に図書館が街を変えることができるのだろうか。」
そんな思いから、実際に熊本県荒尾市立図書館を視察してきました。
荒尾市立図書館は、ショッピングモール内に整備された公立図書館で、市・商業施設・紀伊國屋書店の三者が連携して運営しています。
人口約5万人のまちですが、開館から4年足らずで来館者100万人を超える施設となっています。
もちろん、ゆったりとした閲覧空間や充実した郷土資料、学習スペースなど、魅力的な設備は数多くありました。
しかし、私が最も印象を受けたのは、設備ではありませんでした。
図書館を単独で考えていない。
これが荒尾市から学んだ最大のことです。
図書館政策ではなく、図書館を核としたまちづくりとして考えられていたのです。
図書館と書店はライバルではない
荒尾市立図書館には紀伊國屋書店が併設されています。
図書館は本を借りる場所。
書店は本を買う場所。
一般的には別々の存在として考えられています。
しかし、荒尾市ではその両方が同じ空間にあることで、本との新しい出会いが生まれ、人が集まり、施設全体の魅力を高めていました。
図書館と書店は競争する関係ではなく、市民の読書環境を豊かにするパートナーになっていたのです。

清瀬だからこそ考えたい駅前の未来
もちろん、荒尾市をそのまま清瀬市に当てはめることはできません。
財政状況も違えば、まちの規模も違います。
しかし、考え方は大いに参考になります。
大きな商業施設のない清瀬市にとって、駅周辺の活性化はとても重要なテーマです。
現在、駅前図書館前の書店跡地は空いたままになっています。
また、「駅前から書店がなくなって寂しい」という声も多く耳にします。
荒尾市の事例を実際に見たからこそ、「図書館はまちを変える力を持つ」と実感しました。
だからこそ私は、清瀬でも駅前図書館を単なる貸出施設としてではなく、「知の拠点」としてさらに充実させることを提案したいと考えています。
図書館でしか担えない資料収集やレファレンス、郷土資料、障害者サービス、専門司書によるサービスなどは、これからさらに充実させていくべき機能です。
また、蔵書数についても、現在の約11万冊にとどまるのではなく、基幹図書館としてより充実した蔵書構成を目指していくことが必要ではないでしょうか。
地域図書館を新たな地域拠点として再構築するのであれば、その分、基幹図書館には専門性と質を集約していくべきだと考えています。
さらに、荒尾市で強く印象に残ったのが、図書館と書店が共存していることでした。
現在、清瀬駅前では書店がなくなり、多くの市民から「本屋さんが戻ってきてほしい」という声を伺います。
図書館と書店は競争するものではありません。
本を借りる、本を買う、それぞれの役割があることで、本との出会いが増え、読書文化が育まれます。
駅前という立地を考えれば、図書館と書店が並ぶことで、人が集い、滞在し、賑わいが生まれる空間になる可能性があります。
もちろん、すぐに実現できる話ではありません。
しかし、図書館の指定管理を担う事業者との連携なども含め、図書館機能と書店機能をどう組み合わせることができるのか、検討する価値は十分にあると考えています。
本を借りるだけではなく、本と出会い、学び、交流し、地域の魅力を発信する場所。
そんな駅前図書館が実現すれば、市民にとっても、市外から訪れる方にとっても魅力ある施設になるのではないでしょうか。
また、市民が本や知に親しむきっかけとして、日本社会事業大学をはじめ、市内の大学図書館との連携についても今後研究していただきたいと思っています。
市長に求めたのは「ビジョン」です
今回の質問の最後に、市長へお伝えしたことがあります。
市民との対話はもちろん大切です。
しかし、市民との対話そのものはビジョンではありません。
対話も情報公開も手段です。
大切なのは、その対話を踏まえて、市長がどのような未来を描くのかです。
駅前をどうするのか。
図書館をどうするのか。
清瀬の知の拠点をどうつくるのか。
私は、そうした未来像こそがビジョンだと思っています。
夢を語ることは決して悪いことではありません。
もちろん、財政や現実を見据えることは大切です。
しかし同時に、10年後、20年後の清瀬を見据え、「こんなまちにしたい」という未来を示すことも、市長の大切な役割ではないでしょうか。
地域には学びと居場所を。
そして駅前には、専門性と清瀬の知を集約した基幹図書館を。
これが私の提案です。
もちろん、これが唯一の正解だとは思っていません。
だからこそ、市長には清瀬市全体の図書館機能をどのようなビジョンで描いていくのか、その未来像をぜひ示していただきたいと思います。
実はここで時間切れーでした!市長の答弁を最後もらいましたが
残念ながら市長に語って欲しいビジョンとはかなり程遠いものでした。
今回は最後、もう少し市長にもう少し詰め寄りたかったですが(笑)時間切れ。それはそうなんです。自分の言いたいこともたくさんあったので!
次回は時間配分意識して、しっかり質問していきますね。
それにしても、図書館のビジョンが曖昧なのに、もっと多くの市民が熱望している、清瀬駅開発はどうなっているのでしょうか?しっかりやりましょう!と言いたいです。
ここから映像配信見れますので、お時間あれば倍速くらいで見てみてください

※今回ご紹介した荒尾市立図書館については、視察の内容や施設の工夫などを改めて詳しくご紹介したいと思います。実際に見て感じたことや写真も交えながら、別の記事でお伝えします。



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