せせらぎ公園を、次の世代へ
~「管理棟を開ける」だけではなく、これからの公園を地域とともにつくる~

清瀬せせらぎ公園に関する2つの陳情について、本会議で賛成討論を行いました。
今回、陳情を審査したのは私が所属する委員会ではなかったため、委員会の場では自分の意見を述べることができませんでした。
傍聴にも地域の皆さんが来てくださっていましたし、私自身、せせらぎ公園については以前から思うところがありました。
だからこそ、本会議では自分の考えをきちんとお伝えしておきたいと思い、討論に立ちました。
実は、以前提出されたせせらぎ公園に関する陳情には、私は反対しています。
それは、当時の陳情が「学習管理棟を開けてほしい」ということが中心だったからです。
もちろん、管理棟が開いていることには意味があります。
しかし私は、単純に予算をつけて、鍵を開け、以前と同じ状態に戻すだけでは、せせらぎ公園が抱えている課題の解決にはならないと考えていました。
大切なのは、管理棟を開けることそのものではなく、せせらぎ公園そのものを、これからどう守り、どう育てていくのか。
そこだと思っています。
今回の陳情第14号では、管理棟だけではなく、せせらぎ公園が本来持つ自然環境を守ること、学校や地域との連携、子どもたちの自然体験や見守り、安心・安全、そして地域と行政が連携した持続可能な運営まで含めて求めています。
第四小学校の学校運営協議会にも関わり、川づくりの活動にも長く携わっている柳瀬ゴローさんから、こうした視点を盛り込んだ陳情を提出していただきました。
また、もう一つの陳情第17号は、学習管理棟の開館を求める内容ですが、委員会での質疑を通じて、ただ行政に「お金をかけて開けてほしい」と求めるのではなく、地域住民と協力しながら取り組んでいく考えであることも確認できました。
私は、そこがとても大事だと思っています。
必要な安全管理や環境整備には、もちろん行政として対応しなければならない部分があります。
一方で、すべてを行政に任せ、すべてを予算で解決するのではなく、地域の皆さんと話し合い、市民の力を生かしながらできることもある。
どこを行政が担い、どこを地域と一緒につくっていくのか。
対話を重ねながら、無理なく続けていける形を探していくことが、本当の意味での「持続可能な公園」につながるのではないでしょうか。

25年前、ここから始まりました
今回、昔の写真を改めて見返してみました。
写真は、せせらぎ公園がオープンした頃、今から約25年前のものです。
水辺がつくられ、若い木々が植えられ、まだこれから公園が育っていこうとしている様子が写っています。
そして、オープニングセレモニーの写真には、テープカットをする父の姿も残っていました。
【ここにテープカットの写真】
当時のセレモニーの看板や、公園を歩く子どもたちの姿。
【ここにオープニングセレモニーの写真】
【ここに子どもたちが散策している写真】
今見返すと、この公園が最初から、単なる「公園」としてではなく、自然とふれあい、人が集い、子どもたちが学ぶ場所としてつくられてきたことを改めて感じます。
【ここにオープン当時のせせらぎ・管理棟の写真】
25年という時間の中で、木々も大きくなり、環境も変わりました。
だからこそ、昔の姿をそのまま再現すればいいわけではありません。
今の時代に合った形で、自然を守り、人が関わり、子どもたちが学び、地域の安心・安全にもつながる公園として育てていく。
学習管理棟も、そのための大切な拠点の一つだと思っています。
地域の皆さんが公園に足を運び、人と人が顔を合わせる。
緑を見守り、子どもたちを見守る。
そうした日々の積み重ねは、公園の維持管理だけではなく、人とのつながりや心身の健康、そして地域の安心・安全にもつながっていくはずです。
25年前にこの公園に込められた思いを、今度は私たちが次の世代へつないでいく番だと思っています。
「管理棟を開ける」ことをゴールにするのではなく、せせらぎ公園の自然そのものが、これから先もきちんと守られていくこと。
そして、地域の皆さんに愛され、子どもたちが自然に触れられる場所としてあり続けること。
やっと、そこへ向けた一歩を踏み出せたように感じています。
清瀬の大切な自然を、次の世代へ。
これからも地域の皆さんと一緒に、持続可能なせせらぎ公園をつくっていけるよう取り組んでいきたいと思います。




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